大豆イソフラボンを多く含む食べ物

大豆イソフラボンを多く含む食べ物

大豆イソフラボンを多く含む食べ物
大豆イソフラボンを多く含む食べ物は、豆乳、お豆腐、納豆など、大豆製品です。

メーカーによって含有量は異なるものの、 アメリカ農務省と日本の厚生労働省が発表している大豆イソフラボンを多く含む代表的な食べ物とその含有量を紹介しています。


大豆イソフラボンを多く含む食べ物(アメリカ農務省)

大豆イソフラボンを多く含む食べ物①
ダイゼイン ゲニステイン 総大豆イソフラボン
大豆乳児用調製粉乳 6.03 12.23 25.82
黒豆醤油 5.96 4.04 10.26
味噌汁 0.78 0.73 1.52
味噌 16.43 23.24 41.45
クローバー 11.00 10.00 21.00
枝豆(塩ゆで) 7.41 7.06 17.92
ナッツ・ピスタチオ 1.88 1.75 3.63
納豆 33.22 37.66 82.29
大豆タンパク飲料 27.98 42.91 81.65
豆乳(低脂肪) 1.01 1.51 2.56
豆乳(チョコ味) 3.40 4.15 7.80
豆腐(絹ごし) 9.15 8.42 18.04
参考:アメリカ農務省より一部加工、食品100g中

大豆イソフラボンを多く含む食べ物(日本)

大豆イソフラボンを多く含む食べ物②
大豆イソフラボンアグリコン 大豆イソフラボン換算
大豆 140.4 224.6
煮大豆 72.1 115.4
炒り大豆 200.7 321.1
黄粉 266.2 425.9
豆腐 20.3 32.5
凍り豆腐 88.5 141.6
おから 10.5 16.8
金山寺みそ 12.8 20.5
油揚げ類 39.2 62.7
納豆 73.5 117.6
味噌 49.7 79.5
醤油 0.9 1.4
豆乳 24.8 39.5
参考:厚生労働省、食品100g中

大豆イソフラボンを多く含む食べ物は意識して摂取した方が良い?

日本人の大豆イソフラボンの総摂取量は、厚生労働省による発表では、 1日あたり18mg(ダイゼイン、グリシテイン、ゲニステイン別の明記なし)と発表しています。

アメリカでの大豆イソフラボンの摂取量は、「栄養科学のための調査」によると、1日あたり1mg未満と推測され、 日本の1/18以下で、日本やアジアの人々は西洋と比較すると大豆イソフラボンの摂取量は比較的高くなっています。

また、年齢・性別によって分けると、中央値は、閉経前女性16mg、閉経後女性22mg、男性18mgと発表されています。

閉経前女性 16mg
閉経後女性 22mg
男性 18mg

大豆イソフラボンを多く含む食べ物を食べ過ぎると

大豆イソフラボンの摂取量上限は、112mg/日(大豆イソフラボン相当値)、 70mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)と内閣府食品安全委員会によって定められています。

この摂取基準を超えて過剰摂取を続ける(※1)と、 いくつかの副作用が出るリスクを高めると考えられています。

大豆イソフラボンの大量摂取による副作用については、大豆イソフラボンの副作用を、 また、大豆イソフラボンの一日摂取量上限については、 大豆イソフラボンの一日摂取量上限をご参照下さい。

補足:
※1:この摂取基準は長期に渡る平均値であるため、一日過剰摂取したからといってすぐに健康被害が出るわけではないとされています。


大豆イソフラボンを多く含む食べ物 先頭へ
関連ページ
メニュー・目次一覧へ